TSConverterと完結編

こんなネットの片隅で勝手につぶやいてるだけなのに、録ったTSをTSConverterにかけてできたMP4の音が消えるー、とかうなってたのを不憫に思った作者の人が、修正してくれました。どうもありがとうございます。
TSConverterの4_26版で音が消失していたのと同じ元TSで、9_01版の出力では期待どおり。もともと壊れてる所はしょうがないけど、その後でちゃんと音が戻ってくるのを確認。超感謝。
もとのとdiffとると、本質的なとこはaudioダミーデータのパターンが変わってる1点のみですね。うぅ。こりゃわたしにゃあ無理にゃー。

 $ time DTSEDIT=/usr/local/bin/DtsEdit ./TSConverter -r 1675-1-20090704-1800.m2t
 Drop:111 一部破損している可能性がありますSaving /tmp/1675-1-20090704-1800_tmp.mp4: 0.500 secs Interleaving
 入力ファイル... [/tmp/1675-1-20090704-1800_tmp.mp4]

 サンプル情報取得中...
 timecode取込中...

 --- input ---
 TimeScale       :14985
 TimeRate        :1000
 Sample Count    :22785
 Delay Frame     :0
 Delay Time      :0

 --- output ---
 TimeScale       :12000
 TimeRate        :200
 Multiple        :4.000000

 ファイル出力中... [/tmp/1675-1-20090704-1800.mp4]
 ... 1トラック出力終了
 ... 2トラック出力終了

 real    1m46.679s
 user    0m37.700s
 sys     0m30.123s
 $

30分のファイル変換に1分46秒。元の地デジTSが3.1GB、MP4が47MB。foltia使ってる人には何のファイルか判っちゃいますね。。。お察しください。
さて、これで実用上はまったく大丈夫そう。あとは重箱の隅つつきの趣味わーるどで。

黙らせる

foltiaの録画バッチに組み込むと、上のような画面出力はそのまま次の日にメールで届く。上には出てないけど実はprogress表示もあって、メールのテキストが数MBになっちゃう。
mp4boxは、-quietを付ければよさそう。TSConverterとDtsEditは、直接書き換えるしかないなあ。

安全装置

一度だけ、TSConverterの実行中にfile system fullを起こしたことがある。まだ500GBくらい空いてたはずで、プロセス落としたら元通りになった。TSConverter自体か、mp4boxかDtsEditか、誰が握っていたのかは不明。
今の状況で再発したら結構痛いので、なんかそうなる前に止まるor止めるような仕掛けをしときたいところ。

そもそも

上の1分46秒って、ほとんどファイルをなめてる時間のはず。
hdusrec本体に、TSConverterのWritePES相当の機能を組み込んで、ワンセグ以外のTSと、ワンセグの.264と.aacを最初から分けて出力しとけば、あとはmp4boxとDtsEditの呼び出しだけで、かかる時間も半分くらいになるよね、ぽわわ。